院長のひとり言令和6年6月号
久々に院長のひとり言を投稿します。
季節の変わり目のこの時期に気を付けていただきたいのは、急性腰痛症(ぎっくり腰)です。
ぎっくり腰というのは、重いものを持って腰を痛める事はほとんどなく、ちょっとした事で
なることがほとんどです。
たとえば、くしゃみをしたり、ちょっと身体を捻った時になったり、車から降りようとした時になったりすることがあります。
なぜちょっとした事でぎっくり腰になるかというと、その時の体調によると思われます。
それでは、どんな体調かと言いますと、一番多いのが風邪をひいている時、次に胃腸が弱っている時、その他身体の冷えや肉体疲労が考えられます。
では、予防するにはどうすればいいのかと言いますと、まず規則正しい生活をする、次に
暴飲暴食をしない、身体を冷やさないそして疲れは今日のうちにとるという事が大切です。
始めの2項目に関してはその通り守っていただきたいと思います。
3項目目に関しては夏であっても面倒がらずに湯船に浸かって身体を温めて下さい。
4項目目では筋肉の疲れを取るという事ですが、筋肉に蓄積した疲労物質を取り除くには、酸素が必要となりますが、筋肉に酸素を供給するには血行を良くすることが必要です。そのためには、シャワーだけではなく湯船に浸かっていただくことが必要です。
熱い温度のお湯ではなく、少しぬるめのお湯にゆっくり浸かっていただく方がいいと思います。
もし思い当たる点があれば、少しづつ改善していってください。