院長のひとり言令和3年10月号
9月13日に藤井聡太棋聖・王位は、叡王戦で豊島将之竜王を111手で下しタイトル奪取に成功し
史上最年少19歳1ヶ月で3冠を達成しました。
勝負を決定づけた103手目の「▲9七桂」の一手。この一手には、解説棋士や高段位
の棋士達も「絶妙手」と絶賛していました。
持ち時間のなくなった1分将棋で、この一手を思い付くとは考えられないと絶賛していました。
藤井3冠は、これから先いくつのタイトルを獲得出来るのでしょうか。
コロナ感染症の新規感染者は、徐々に減少してはいますが終息に向かいつつあると言う
状況ではないと思っています。
このような状況下で、18日と19日に岸和田ではだんじり祭りが執り行われました。
インターネットの映像では、『見物禁止』の張り紙はあったものの見物人は数多く、密
になっていました。
緊急事態宣言下で、この様な状況はいかがなものかと思います。
だんじり祭りが原因で、クラスターが出なければいいのですが・・・
大相撲9月場所は、新横綱照ノ富士の優勝で幕を閉じました。
新横綱の優勝は、史上9人目で17年春場所の稀勢の里以来の快挙でした。
横綱照ノ富士には、これからも大相撲を盛り上げてほしいと願っています。
9月場所後横綱白鵬が引退を表明しました。
年寄「間垣」の襲名が承認されましたが、現役時代の問題行動を鑑み、
年寄として協会規則を守るなどの誓約書にサインした上での異例の承認となりました。
これからは、後進の指導をする親方として、立派な力士を育てて欲しいと思っています。